従来の造管機用走行切断機でご採用して頂いておりますフリクションソーは摩擦熱による軟化作用を利用し切断を行います。
この為、切断面に大きなバリやカエリが発生し、切断直後の冷却により切断部が硬化します。
また、バリ取りや面取等の端面加工が必要な場合、工具費用、加工時間等『切断以外でのコスト』が大きく発生致します。
これら欠点を克服する為、超硬チップを用いた弊社製品のハードメタルソーを採用頂き『ミーリング式走行切断機』が造管機メーカー様各社で生産されております。
ミーリング式走行切断機は2〜4枚のハードメタルソーをNC制御によりパイプの外周に沿わせて切断をする構造です。
しかし、ミーリング式走行切断機は構造が複雑で機械本体が大きくなり、その為、切断機の価格は高額になり、また大きな設置スペースが必要で大きな導入コストが必要となります。
これら従来型走行切断機の欠点を克服する為、弊社の技術を結集し『ワンパス式走行切断機』を開発致しました。
ワンパス切断方式の為、切断機がシンプルでコンパクトな構造になり軽量化される為、ミーリング式走行切断機よりも安価な走行切断機がご提供できます。
切断システムとして、被切断材とコストに応じて下記の切断システムをご提案いたします。
・TS/FM兼用走行切断機
・ME走行切断機
・FM走行切断機
以上3種類の切断システムをご用意致しております。
TS/FM兼用走行切断機
超硬チップソーによるワンパス切断方式を採用した為、 切断機の構造がシンプルでコンパクトになり、ミーリング式走行切断機に比べ、低価格、小スペースな超硬チップソー走行切断機がご提供出来ます。
さらに、耐磨耗性と靭性の高い超硬合金チップと当社独自の刃型を採用した超硬チップソーによる切断は、フリクションソーと比較し、
1..バリが少ない
2.切断材が硬化しない
3.光沢のある美しい切断面
が特長です。
また、切断音は低く安全で快適『環境にやさしい切断作業』が実現出来ます。
主な特長
1.チップソーとフリクションソーの兼用切断機です。
2..超硬チップソーを使用し、切断面にバリが付かない高精度切断が出来ます。(チップソー使用時)
3.切断音が低い。(チップソー使用時)
4.切り屑の処理が容易で、粉塵が少ない。(チップソー使用時)
5.切断後、鋸が戻る時に生じていた切断面の傷の発生や鋸の損傷を低減するリトラクト機構を標準装備。(チップソー、フリクションソー共)
6.造管速度と切断機の同期が合わない時や、溶接歪みによる管の反りで生じる鋸の損傷を防止する異常損傷防止装置付きです。
ME走行切断機
薄肉、小径鋼管またはステンレス鋼管を造管されるお客様向けに高速度工具鋼製のメタルソー走行切断機もご提案致します。
メタルソーによる切断品質は超硬チップソーには及びませんがフリクションソーによる切断に比べ、
1.バリが少ない
2.切断材が硬化しない
3.切断に要する動力が小さい
の特長があります。
また、フリクションソーと同じ方式で再研磨可能な為、再研磨先が豊富で、再研磨コストが低いのも特長です。
さらに、被切断材に応じた刃型・素材・コーティング等、弊社が 長年培いましたメタルソー切断の技術をご提供出来ます。 |